素朴さと、力強さ
丹波焼は瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに伝統的な日本六古窯のひとつ。
茶褐色の土肌と素朴な風合いが魅力で、無骨な佇まいは料理を引き立てます。
また使いこむうちに色が馴染んで艶やかに変化していきます。
さまざまな表情をみせる、ひとつひとつが一点モノ。
長方形のプレートは、和食、洋食、デザートにもおすすめです。
サイズ |
220mm×135mm×高さ20m |
原材料 |
丹波粘土 |
生産地 |
兵庫県丹波篠山市 |
仕様 |
電子レンジ:〇
食洗器:〇×
直火:× |
釉薬を一切使用しない丹誠窯の陶器は、独特の渋みや素朴さが作品に現れます。
重厚感があり、とても丈夫な仕上がりです。
山の斜面に築いた丹波伝統の「登窯」で丹精込めて焼き上げられました。
登窯に投げ入れた薪の加減で仕上がりに個性を生み出します。
グレーやオレンジの色味を帯びた、釉薬ものでは味わえない自然の変化が特徴的。
さまざまなコストが上がる中、薪での焼成は丹波でも数件しかありません。
お魚を盛るのにちょうどいい大きさを求めて、特別に製作していただきました。
JOZU+のレストラン「孚 ふぅ」でも使用しています。
平らな状態に仕上げることが難しく、職人泣かせのお皿だそう。
丹波焼窯元丹誠窯
釉薬を一切使用しない大西誠一さんが焼く「丹誠窯」。
丹波焼の中でも「登り窯(薪松割木窯)」にこだわった唯一の窯元です。
釉薬を一切使用せず燃料である松薪の灰が降りかかって窯変し
「灰被り」と呼ばれる模様を作り出すのが特徴。
作家の大西さんは「釉薬のかかったきれいな器はたくさんあるけど、
こんなんが好きな人だけ買ってもらえたらいいんです」と。